相見積もりでお悩みの方へ ~その4~
2021年12月08日(Wed)
塗料の種類をチェック!
樹脂 | 塗膜の主成分で、この樹脂で耐久性が決まります。 |
うすめ液 | うすめ液には塗料を薄めて塗りやすくする役割があります(乾くと蒸発して無くなる)。 水系には水が、溶剤系にはシンナーなどの有機溶剤が使われており、塗装中の臭気や乾燥時間が変わってきます。 |
顔料 | 顔料で色が決まり、遮熱性に優れたものもあります。 |
添加剤 | 防錆剤、防腐剤、防カビ剤など。 |
2液型の塗料は現場で分量を正確に量り、撹拌機で十分に混ぜる必要があります。
現場の職人が配合量や撹拌をしっかりと行わないとムラになり早期劣化に繋がります。
価格だけでなく、職人の教育や指示を行っている業者なのか?信用できる業者なのか?をじっくり観察しましょう。
※注意
・建物の構造によっては、溶剤系を使わない方がいい場合があります。
※特に前回の塗装を水性で行った場合、溶剤系で塗ると既存の塗膜が剥がれるので注意が必要です。
・溶剤系は水系に比べてツヤがハッキリとでるので美観的にも検討が必要です。
塗料缶数とシーリングm数をチェック!
一般的な35坪くらいのお住まいで塗料缶2缶はありえません。
塗料の本来の力を発揮させるには、確実に3缶は必要になります。
塗料缶2缶では、塗料を必要以上に薄めたり、2度塗りを1度塗りで仕上げたり…という手抜きをしなければならなくなります。
(写真:界面剥離を起こしたコーキング除去)
また、サイディング壁は年数によってはコーキング(シーリング)を打ち換える必要がありますので、打ち替えの場合はコーキングのメーター数もチェックしておきましょう。
コーキングもメーター数がわかれば大体の必要数がわかります。書いてない場合、コーキング打ち替え金額の根拠がわかりません。
塗装はトータルバランス
外壁と屋根ばかりに気を取られ、付帯部のことを忘れてはなりません。
見積書に付帯部の記載があるかはしっかり確認してください。
(付帯部とは・・・雨どい・破風板・戸袋・雨戸など、外壁に付帯する細かい部分の事)
例えば、外壁は無機塗料なのに付帯部がアクリル塗料やウレタン塗料では耐用年数に開きがあり過ぎます。
外壁が15年もっても、付帯部の劣化が早すぎると結局次の塗り替え時期を早めることになります。
最低でもシリコン塗料を使ってください。
また、あとで追加請求とならないためにも傷みが激しい部分はしっかり補修してくれるプランになっているかも確認しましょう。
特に破風板や幕板などの木部は劣化が激しいことが多いので注意してください。
外壁塗装、屋根塗装をお考えの時には、是非一度富士市のNEO TOWN ART COMPANYにご相談くださいませ。