その屋根、塗ってはダメ、ゼッタイ! ~その3~
2022年07月09日(Sat)
こんにちは、秋山です!
外壁塗装同様、屋根のメンテナンスも大切なんだと以前投稿しましたが、
実は、塗装が不向きな屋根があります。
世の中の6割ほどの屋根が塗ってはいけなかったり、塗っても剥がれてしまったりします!!!
屋根材の傷みが激しかったり変形が起きている状態では、塗装しただけでは長持ちしません。
そこで今日は塗り替えができる、できない(塗っても意味がない)
その3をご紹介します!
もし、お家の屋根材の劣化がひどく、割れてる場所や、カケが多くみられる場合は
「ノンアスベストのスレート屋根材」の可能性が非常に高いです。
元々、セメントにアスベストを含有して強度を高めていたスレート屋根ですが、、、
2000年以降アスベストが禁止となったため、現在使われているスレート屋根は「ノンアスベスト」です。
ノンアスベストの屋根材は歩くとパキパキと割れてしまうほど脆く、割れを補修して塗装しても、他の場所からの自然の割れは防ぐことができません。
「ノンアスベスト位なら補修して塗装すれば大丈夫」と言って塗装を進める会社もあるようですが、あまりおすすめできません。
塗って数年は持つかもしれませんが、近い将来、屋根の「葺き替え」か「カバー工法」が必要になるので、
今のうちに替えてしまった方が余計な費用がかかりません。
「ノンアスベストのスレート屋根材」は適切な状況判断と、状態に合わせた施工方法が必要です。